ルアー釣りしてみたけど全然釣れない、と悩んでいる方はいませんか?釣果実績のあるルアーを使用していないことが要因かもしれません。魚を釣るにはどのルアーを使うかはとても大切です。
この記事では実績のあるシンキングミノーを10個厳選して紹介しています。魚のアタリが多くなり、釣果アップに繋がるはずです。シンキングミノーとは何か、魅力、釣り方、選び方についても詳しく解説しています。釣れずに悩んでいる方は、ぜひ、最後まで読んで参考にしてみてください!
シンキングミノーとは?他のルアーとは何が違う?
「ミノー」とは英語で「小魚」という意味で、固い素材で作られた小魚のフォルムをしたルアーです。ミノーは浮力の違いによって3種類に分けられます。
- フローティング
- サスペンド
- シンキング
フローティングは水面に浮くミノーです。沈まないので表層の魚を狙うときに使用します。サスペンドは水中のある一定のレンジで一時停止するミノーです。特定のレンジを探りたいときに使用します。
シンキングミノーは他2種類のミノーと異なり一定のスピードで沈んでいきます。「シンキング(sinking)」とは英語で「沈む」という意味です。深場や流れのあるエリアで使用すると真価を発揮します。自重もあるため遠投も可能です。
シンキングミノーは、砂に身を隠しているヒラメやカレイ、障害物に潜んでいるメバルなどの根魚を狙うのに適しています。他の2種類のミノーでは魚の反応がないのに、シンキングミノーを投げた途端に釣れることもあります。シンキングミノーにしか出せないアクションがあり、そのアクションで捕食欲を誘発される魚がいるのは事実です。
シンキングミノーを使う時の注意点
深場や流れのあるエリア、遠投したいときに活躍するシンキングミノーですが、注意点が2つあります。
- 岩や海藻が多い場所では使用しない
- フックを確認する
岩や海藻が多い場所ではシンキングミノーを使用するのは危険です。岩や海藻にシンキングミノーのフックが根掛かりし、ミノーを失念してしまう可能性があります。初めての釣り場では底付近の状況がわからないので、無くしてもいいルアーを先に投げて根掛かりしない場所か確認しましょう。
シンキングミノーには複数のフックがついています。使用する前には必ずフックが錆びていないか、フック先が尖っているか確認してください。フック先が尖っていないと貫通性能が低下し、魚が掛かっても逃げられてしまう場合があります。フックが錆びていたりフック先が尖っていない場合はフックを交換しましょう。
シンキングミノーの使い方や釣り方
この記事では釣果実績のあるシンキングミノーを10個厳選して紹介しています。しかし、シンキングミノーを正しく使わなければ釣れる確率は低くなります。以下は、プロの方も多用するシンキングミノーの使い方です。
- ただ巻き
- カウントダウン
- ジャーキング
練習すれば慣れますし難しくありません。この記事を読みながら頭で使い方をイメージし、実際に釣り場で試してみてください。1つのやり方だけでは釣れない場合もあるので、3つの使い方をマスターできるように練習してみてください!
ただ巻き
ただ巻きとは、リールで糸を巻くことをいいます。シンキングミノーの使い方のなかでも簡単な使い方です。ただ巻きは、動きの大きいシンキングミノーに有効ですが、動きの小さいミノーには適しません。ただ巻きをする際は、動きの大きいシンキングミノーを使用しましょう。
巻くスピードの目安は1秒間に2巻です。実際にやってみると巻くスピードが早く感じるかもしれませんが、活性のあるシーバスや青物、ヒラメなどは早く巻いても追いついてミノーに喰いついてきます。巻くスピードが遅すぎると魚に見切られやすくなるので注意しましょう。
活性がない場合や周りの釣り人も釣れていないときは、遅めに巻いたり、早い遅いを交互に繰り返して巻いてみたり工夫が必要です。ただ巻きをマスターすれば、釣果アップ間違いなしです!
カウントダウン
シンキングミノーは一定のスピードで沈んでいきます。一定のスピードで沈むという特性を利用した釣り方が「カウントダウン」です。カウントダウンとは、シンキングミノーが入水してから着底するまでの時間を数えておくことで、いろいろなレンジでミノーを泳がせることができる釣り方です。
例えば、入水から着底するまでの時間が20秒だとします。ミノー入水後10秒で巻き始めれば中層を探ることが可能です。岩や海藻があるため底を探りたくないときは、ミノー入水後18〜19秒で巻き始めることで、底の1m上のレンジを探ることができます。
カウントダウンは比較的簡単な釣り方ですが、潮の満引きによって入水から着底までの秒数が変わってきますので注意が必要です。カウントダウンを駆使しできれば釣果もアップしますので、ぜひ、マスターしてみてください!
ジャーキング
ジャーキングは、一定のリズムでロッドを左右に大きく動かすことで、ミノーを上下左右に不規則に動かし魚にアピールする釣り方です。光の反射とミノーの急加速や急停止が相まって、逃げる小魚や弱っている小魚を演出します。
ジャーキングは、小魚の群れにミノーが紛れている場合に効果的です。群れの中で逃げようとする小魚や弱っている小魚は目立つので、魚が喰いついてきやすくなります。
ジャーキングには、ミノーを投げてから糸を巻き終えるまで竿を動かし続けるので疲れやすいというデメリットもあります。ただ巻きで魚の反応がないときに、ジャーキングで魚が釣れることもあります。先に紹介した「ただ巻き」「カウントダウン」より少し難しいですが、ぜひ、マスターしてほしい釣り方です!
シンキングミノーの選び方
釣具屋に行くと数多くのルアーが並んでいます。数の多さに圧倒され、何を購入していいか迷いますよね。迷わなくなるシンキングミノーを購入する際の選び方を紹介します。
シンキングミノーの主な選び方
- リップ形状の種類
- 大きさ
- 料金
リップ形状の種類、大きさ、値段の3つの視点で選れば、シンキングミノーを購入する際に迷うことは格段に減ります。「なんとなく釣れそう」「デザインがいい」などの感覚で選ぶより、はるかに釣果もアップしますので、ぜひ、参考にしてみてください!
リップ形状の種類
シンキングミノーの特徴の1つに「リップ」があります。リップとはミノーの先端(頭側)にある透明のプラスチックのことです。リップには種類があります。
- ワイドタイプ
- ロングタイプ
- リップレスタイプ
ワイドタイプはリップが平たく横幅が広いのが特徴です。ミノーの泳ぎの幅が広く、水を大きく捉えます。水中での動きが大きいため魚へのアピールは強力です。水が濁っているとき、波が高く荒れているとき、小魚が群がっているときなど、魚にアピールしたいときに適しています。
ロングタイプには長いリップがあります。長いリップでしっかりと水を受け止めるため、深く潜ることが得意です。深場を攻めたいときに使用すると真価を発揮します。
リップレスタイプにはリップがありません。リップレスミノーは水を受け流すように設計されているため、水流の変化によってバランスを崩してしまい、アピールがうまくできない場合があります。しかし、流れが小さい場所や表層を泳がせれば自然な小魚の動きを演出し、魚の捕食衝動を誘発可能です。
リップの特徴を理解して、攻める水深や釣り場の状況によってリップ形状を使い分けられると釣果がアップします。
大きさ
シンキングミノーの大きさは5㎝〜15㎝と幅広くあります。大きさによって釣果がかわるので慎重に決めましょう。「ベイトサイズ」によってミノーの大きさを決めると効果的です。
例えば、アジやサバなどの小魚がベイトであれば、小さなサイズのミノーを使用すると喰いつきがよくなります。小魚がベイトとなっている状況下で、大きいサイズのミノーを使用すると目立ってしまい、警戒されて喰いつきが悪くなります。
反対に、カマスやボラなどの比較的大きめな魚がベイトであれば、大きめなサイズのミノーを使用しましょう。小さいミノーを用いるとアピール力が小さく、本命の大きな魚が釣れずにカマスやボラなどが釣れてしまうこともあります。
釣果アップにはシンキングミノーの大きさも大切なので、ベイトサイズを意識して、選んでみてください。
値段
シンキングミノーの値段はさまざまです。DAISO(ダイソー)では110円(税込)で売られていたり、大手釣具メーカーでは1500円〜2000円で売られていたりします。釣具屋でルアーを購入するとき、次の疑問が頭をよぎったことはありませんか?
- 値段が高くないと釣れないのか
- 値段が安くても釣れるのか
結論は、値段が高いからと言って必ず釣れるわけでもないですし、値段が安くても釣れます。値段が安くても釣れますが、値段の高いシンキングミノーには値段が高いなりのメリットがあります。
- 塗装が剥がれにくくなっている
- フックの針先が尖っている
- フックが錆びないように加工がされている
- 飛距離がだせるように重心移動システムが搭載されている
なぜ値段が高いかが理解できれば、どこまでの性能を求めるかで買うべきミノーが選べるのではないでしょうか。
シンキングミノーのおすすめ10選
釣果実績のあるシンキングミノーを10個厳選して紹介します。次のような方には、ぜひ、最後まで読んでほしいです。
- 釣れずに悩んでいる方
- どのシンキングミノーを購入するか迷っている方
- 実績のあるルアーを使いたい方
世の中に釣れやすいミノー釣れにくいミノーが存在するのは事実です。どのミノーを使うかによって釣果が変わってきます。この記事で紹介するシンキングミノーを1個でいいので、ぜひ、試してみてください。魚のアタリが多くなり、釣果がアップすることを実感できるはずです。
ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
定価 | 2,200円 |
サイズ | 125mm |
自重 | 26g |
「ショアラインシャイナーZ セットアッパー 125S-DR」はAmazonでのレビューが1300件超えで評価が4.4と高く、とても人気の商品です。
基本的に特別なロッドアクションは不要です。ただ巻きで魚に猛烈にアピールできます。ただ巻きで反応が悪いときは、ジャーキングなど動きのあるアクションを試してみてください。
釣れる魚は多岐に渡り、シーバス、青物をはじめ、さまざまな魚を釣り上げることができます。釣行時、1度は投げておきたいシンキングミノーです。
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Gコントロール 28
メーカー/ブランド | Jackson(ジャクソン) |
定価 | 2,035円(税込) |
サイズ | 93mm |
自重 | 28g |
Gコントロール 28はヘビーシンキングミノーに分類されます。ヘビーシンキングミノーはシンキングミノーの中でも重めに設計されているため、圧倒的な飛距離を得ることができます。沖や遠くの場所を攻めたいときに効果的です。
特別なロッド操作は不要で、遅いスピードでのただ巻きが効果的です。ボディ部分のセカンドリップが真価を発揮し、ボディを浮き上がらせる揚力を生じさせ、ベイトの自然な動きを演出します。Gコントロールは夕まずめや朝まずめなどの活性時に効果的です。
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サイレントアサシン 129S
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
定価 | 2,497円(税込) |
サイズ | 129mm |
自重 | 22g |
無風下で70㎝を超える飛距離を容易に出せるサイレントアサシン 129S。ルアー自体が有能であるため、女性や小さい子でも遠投が可能です。AR-C(重心移動システム)が搭載されているサイレントアサシン 129Sもあります。
無駄なロッドアクションは不要で、シンプルにただ巻きで魚へアピール可能です。サイレントアサシン 129Sはプロも愛用しており定評があります。まだ使ったことがない方は、試す価値があるシンキングミノーです。
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サスケ 120S 裂波
メーカー/ブランド | IMA(アイマ) |
定価 | 2,530円 |
サイズ | 12mm |
自重 | 17g |
「サスケ120S 裂波」はリップレスミノーで、安定した飛行バランスと飛距離が強みです。絶妙な浮力設定がされておりレンジキープ能力に長けているため、一定の層を探ることができます。シーバス、青物、マゴチ、太刀魚、ヒラメなど多種多様な魚を釣ることが可能です。
特別なロッド操作は不要で、ただ巻きで早く巻いても遅く巻いても自然に泳いでくれます。魚に違和感を与えることなくアピールが可能です。値段は少し高めですが、資金に余力のある方は、ぜひ、1度は試してみてください。
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熱砂 ヒラメミノーⅢ 125S ジェットブースト
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
定価 | 2,244円 |
サイズ | 125mm |
自重 | 23g |
対ヒラメ用に開発されたルアーが、熱砂 ヒラメミノーⅢ125S ジェットブースト。ヒラメを誘うアクションや喰いついてくるレンジなど、ヒラメを釣るのに基本的なノウハウが備わっています。規則的で安定感のあるアクションが特徴です。AR-C(重心移動システム)が搭載されているものもあります。
ヒラメの釣果実績は数多くあります。ヒラメだけでなくシーバスも釣れています。ヒラメを狙う際、1個は持っておきたいシンキングミノーです。
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Xー80 SW
メーカー/ブランド | Megabass(メガバス) |
定価 | 1,958円(税込) |
サイズ | 80.5mm |
自重 | 11g |
「Xー80 SW」の最大の特徴は、他の追随を許さないローリングアクションです。ローリングアクションが魚に猛烈にアピールします。向かい風にも強く、ロングキャストが可能です。
浮き過ぎず沈み過ぎないため一定層を探りたいときに有効です。特別なロッド操作は不要で、ただ巻きで蛇行的なアクションをし魚にアピールしてくれます。今回、紹介したシンキングミノーのなかでは値段も安めなので購入しやすいです。値段が安くても実績があるミノーなので安心してください。
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カウントダウン CD9
メーカー/ブランド | Rapala(ラパラ) |
定価 | ※公式サイトに記載なし |
サイズ | 90mm |
自重 | 12g |
世界中の釣り人に支持され続けているカウントダウン CD9。特徴は「バルサ」という天然木を使用していることです。軽めに設計されており、高浮力だが強度も高く、他の素材では出せないキレのあるアクションが魚の捕食心を誘発します。
シーバスやメバル、バス、トラウトまで狙えます。海水や淡水問わず幅広く使用可能です。カラーも豊富で、釣り場の状況や釣行の時間帯に合わせて、最適な色を選ぶことができます。バスをメインで狙っている方には、ぜひ、所持してほしいシンキングミノーです。
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ビーフリーズ 78S
メーカー/ブランド | LUCKY CRAFT(ラッキークラフト) |
定価 | ※公式サイトに記載なし |
サイズ | 78mm |
自重 | 10.2g |
「ビーフリーズ 78S」はシーバス攻略用のシンキングミノーで、究極のオールラウンドミノーとして君臨しています。リップは「NORMAL」「LONGBILL」「DIVE」の3種類あります。迷ったときは、扱いやすい「NORMAL」 がおすすめです。
ロッドアクションは、基本的にただ巻きで問題ありません。デイゲームでは早めを意識し、ナイトゲームでは遅めを意識して巻いてください。ただ巻きで反応がなければ、ジャーキングなどでミノーに動きを与え、魚の捕食欲を刺激するとより効果的です。シーバスを狙う際は、ぜひ、試してほしいシンキングミノーです。
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ショアラインシャイナーZ バーティスR 125S
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
定価 | 2,250円 |
サイズ | 125mm |
自重 | 23g |
「ショアラインシャイナーZ バーティスR 125S」は、飛距離に定評があるシンキングミノーです。空気抵抗低減や失速低減の相乗効果により、遠投が可能になっています。荒波や向かい風においても、飛距離を稼ぐことができます。
飛行姿勢が安定し、泳ぎ出しもスムーズなのもこのミノーの魅力です。投げていてストレスを感じにくく、ミノーの動きも強すぎず、流れを上手く捉えてくれます。遠投したいとき、他のミノーで投げにくさを感じたときは、ぜひ、試していただきたいです。
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ピンテール サゴシチューン 28g
メーカー/ブランド | Jackson(ジャクソン) |
定価 | 1,980円(税込) |
サイズ | 90mm |
自重 | 28g |
「ピンテール サゴシチューン」は、釣り業界初のサゴシ(サワラの幼魚)専用のシンキングミノーです。サゴシの性能を徹底的に研究された「ピンテール サゴシチューン」の最大の特徴は、ファーストリトリーブ時に発生するイレギュラーアクションです。
強いフラッシングを放つ平打ちを「不意」に発生させ、サゴシに猛烈にアピールします。光物に目がないサゴシに対しては効果的です。サゴシの旬である冬から春やサゴシが釣れている釣り場で釣りをするときは、ぜひ、使ってみてください。
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まとめ
釣果実績のあるシンキングミノーを10個厳選して紹介しました。この記事で紹介したシンキングミノーを1個でいいので、ぜひ、試してみてください。魚のアタリが多くなり、釣果が格段にアップするはずです。
シンキングミノーを巻いている途中、ロッドが急に重くなりグイッグイッと引っ張られドラグが出ていく感覚は、鳥肌が立って震えるほど興奮します。今回紹介したシンキングミノーはどれも実績があり、釣れるミノーです。
ただ巻き、カウントダウン、ジャーキングを駆使し、ぜひ、お目当ての魚を釣り上げてください!
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