近年、新型コロナウイルスが流行していて蜜が気になる方も多いのではないでしょうか?釣りであれば蜜を避けて家族でも楽しむことができます!釣りをしてみたいけど、初心者だから釣り方がわからないし、釣れるか不安に思う方もいますよね。
この記事では、釣り初心者の方でも簡単に釣れるマサバの釣り方を紹介しています。マサバのおすすめの釣り方はサビキ釣りです。釣りは針や糸の大きさなど、些細なことが原因で釣れない場合もあります。この記事では、マサバを釣るのに欠かせない情報を紹介していますので、参考にしてください!
マサバの釣り方のほかにマサバの生態や特徴、おいしい調理法も紹介しています。例えば、マサバがアルツハイマー病やガン予防に効果があるのを知っていますか?マサバには多くの栄養素が含まれているのです。マサバの生態や特徴、釣り方を詳しく解説します。ぜひ、最後までお読みいただけたら嬉しいです。
マサバってどんな魚?生態や特徴
分類:スズキ目サバ科
マサバと聞いて違和感を感じた方もいたのではないでしょうか?一般に「サバ」といえばマサバを指すことが多いです。マサバは本サバ・平サバと呼ばれることもあります。マサバの歴史は古く、食べられていたのは縄文時代からです。
マサバは生後9〜10ヶ月頃の乳幼児にも食べられており、老若男女に人気があります。マサバは、全長50㎝まで成長しますが、釣りの対象となるのは、30㎝前後です。
マサバには寿命や食性など、意外と知られていない生態や特徴があります。例えば、マサバがアルツハイマー病やガン予防に効果があると知っていましたか?実はマサバには栄養素が豊富に含まれています。マサバの生態や特徴、栄養素について詳しく解説していきます。
意外と知らない!マサバの生態や特徴
マサバは肉食で、動物プランクトン、イワシなどの小魚、甲殻類、イカ類などを捕食します。産卵期は地域によって異なりますが、通常は2〜8月です。約10〜40万個を産卵します。1日に泳ぐ距離は10Kmです。
マサバは2〜3年で成熟して、寿命は6〜7年といわれています。背面部には不規則な青黒色の波紋状の模様があり、断面は楕円形です。マサバを触ると鱗はないように感じますが、非常に細かい鱗があります。マサバの旬は秋〜冬です。意外と知らないマサバの生態や特徴があったのではないでしょうか!
マサバは栄養素豊富!
マサバには栄養素が豊富に含まれています。マサバに多く含まれている栄養素の1つは、ミネラルの一種で非常に高い抗酸化作用がある「セレン」です。セレンにはガン予防やアンチエイジング(老化の進行を遅らせる)効果があります。
他にマサバに含まれている栄養素は「DHA」です。悪玉コレステロールを減らし善玉コレステロールを増やしてくれます。期待できる効果は、血液中の中性脂肪の減少やアルツハイマー病、認知症の予防です。おいしいのに栄養素も豊富なのは嬉しいですよね!
マサバの生息地は?日本では釣れる?
マサバは基本的に日本各地に生息しており、世界では朝鮮半島、台湾、フィリピンなど温帯から亜熱帯地域に生息しています。マサバが生息している水深は、2〜50m程度の比較的表層部です。
マサバは沿岸部を大群で回遊し春に北上、秋に南下という季節的回遊を行います。日本で馴染みのあるマサバですが、日本以外でも生息しているのです。
マサバは日本各地で年間を通して釣ることができます。陸から狙う場合は5月〜11月がおすすめです。漁船であれば年間を通してマサバを狙えます。
地域によってよく釣れる時期が異なりますので、インターネットや釣具屋さんで情報収集してから釣りに行くといいでしょう!マサバは動き回るので、強いヒキが楽しめると思います!
マサバ釣りの方法や仕掛け方法
マサバは釣り初心者の方や小さいお子さんにも釣りやすい魚です。ぜひ、ここで紹介する釣り方を実践して、マサバを釣りを楽しみながら、マサバを釣っていただきたいと思っています。釣りをするときはライフジャケットを必ず身につけてくださいね。
では、さっそくマサバの釣り方を紹介します。マサバのおすすめの釣り方はサビキ釣りです。サビキ釣りとは、アミエビ(餌)をコマセカゴに入れて、竿を上下に動かしてアミエビを拡散させて、サビキ仕掛けの針に食いつかせて釣る方法になります。
おすすめの釣り場は、堤防や港です。釣り場によりますが、駐車場やトイレが近くにあります。
次の道具をご用意下さい。
- ルアー竿 ※竿の種類や長さは目安になります。竿はこだわらなくて大丈夫です。
- 小型のスピニングリール(糸付きのもの)
- スナップ
- サビキの仕掛け
- コマセカゴ
上記のものがセットになって、1つの商品として売られています。セットを購入する場合は、上記のものがすべて入っているか確認してください。餌はアミエビです。チューブタイプのアミエビ(餌)を推奨しています。
サビキ仕掛けは、アミエビ(餌)を再現したピンクスキンがついていて、2〜3号の小さい針のサビキ仕掛けを使用したほうが、釣れやすいです。針の大きさで釣れない場合もありますので、気をつけてくださいね!
マサバの味や調理法
マサバは、多くの栄養素が含まれていて、脂が乗っており、とてもおいしい魚です。しかし、マサバにも弱点があります。鮮度がすぐにおちてしまうことです。刺身は新鮮でないと食べれません。
アニサキスなどの寄生虫がいるためです。九州地方では刺身で食べさせてくれるお店もありますが、家で調理する場合は生食を避け、火を通したり酢で締めたりして食べましょう。
おいしいマサバ料理3品と調理方法を紹介します。釣りを楽しんで終わりではなく、健康にもいいマサバを食べて、料理でも楽しんでみてはいかがでしょうか!
和食料理の定番!味噌煮
味噌煮は和食の定番として人気があります。味噌のコクや甘さとマサバの脂がマッチして美味しいです。作り方も簡単なので、ぜひ、試してみてください!さっそくレシピを紹介します。
(約4人前)
- マサバ(切り身4枚)
- しょうが(スライス) 10枚
- 水 大さじ3
- 片栗粉 大さじ3
- 水 1L
- みりん 150cc
- 醤油 50cc
- ザラメ(砂糖) 40g
- 味噌 50g
(作り方)
- 鍋にみりん、醤油、ザラメ(砂糖)、水を入れて中火にかけます。
- ザラメ(砂糖)が溶けたら味噌を入れて溶いてください。
- マサバに熱湯をかけて湯通しをして臭みやぬめりを取り除きます。
- 味噌ダレとは別の鍋にマサバを入れて、スライスした生姜を乗せてください。
- 味噌ダレを加えて、落とし蓋をして、中火で20分煮ます。このとき沸騰させないでください。
- マサバだけを皿に取り出し、残った味噌ダレに水溶き片栗粉を入れてマサバにかけたら完成です。
シンプル・ザ・ベスト!塩焼き
続いて塩焼きを紹介します。シンプルですが、素材の味をより感じやすく人気の料理です。香ばしく脂も感じられとてもおいしいです。次のものを準備してください。
(約1人前)
- マサバ (切り身1枚)
- 塩 適量
(作り方)
- 皮面に浅く2㎝幅に切り目を入れます。
- 全体に薄く塩を振り、10分〜15分ほどおいてキッチンペーパーで拭き取ってください。
- もう一度、塩を全体に振ります。
- フライパンにオリーブ油をひき、マサバの皮目を下にして皮目に焼き色がつくまで中火で4〜5分焼いてください。裏返して弱火で4〜5分焼きます。
- マサバの皮もカリカリに焼けて、中身にも十分火が通っていれば完成です。
香ばしく脂が乗っていてとてもおいしいので、ぜひ試してみてください!
お酒のおともに最適!シメサバ
最後に紹介する料理はシメサバです。マサバは酢で締めるときに身が崩れないのでシメサバに適しています。ビールや日本酒のおともに最適です。初めて作る人や料理が得意ではない人でも簡単においしく作ることができます。
何回かシメサバを作れば自分好みの酢や味加減がわかってきてより楽しめることでしょう。さっそく作り方を紹介します。次のものを用意しましょう。
(約2人前)
- マサバ (切り身2枚)
- 塩 大さじ2杯程度
- 米酢 ひたひたにつかる程度
(作り方)
- マサバの両面に塩を全体に振って1時間待ちます。マサバを入れている皿を斜めにし、マサバからでる水分が下にたまるようにしておきましょう。
- 1時間経ったら水でさっと洗い、キッチンペーパーで水気をとります。
- 1時間置いといたマサバをバットに隙間なくいれ、米酢をひたひたに浸してください。15分待ちましょう。だんだんと身が白っぽくなってきますので、7分ほど経過したら裏返しにします。15分待ったら完成です。
さっぱりとした味わいで、とてもおいしいので、ぜひ試してみてください!
まとめ
マサバの生態や特徴、釣り方を解説しました。釣ったマサバをおいしく食べられる調理法も解説しています。マサバは日本各地で1年を通して釣ることができる魚です。おすすめは、堤防や港でのサビキ釣りになります。
サビキ釣りとは、アミエビ(餌)をコマセカゴに入れて、竿を上下に動かしてアミエビを拡散させてサビキ仕掛けの針に食いつかせて釣る方法です。サビキ仕掛けはピンクスキンの2〜3号の小さい針を使いましょう。
マサバは簡単に釣れる魚で、家族でも楽しめます!ぜひ、この記事を参考にして、マサバ釣りを楽しんでください!
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