クロムツについて知ろう!特徴や釣り方、おすすめの料理についても解説!

高級魚としても知られるクロムツはほどよく脂がのった絶品の魚で、釣り人の間でも人気のターゲットとなっています。調理法もマッチしやすいものが多いため、魚が苦手な方も食べられるほど豊富な味わいも魅力のひとつです。

人気なのは食味だけでなく、釣り方もエサ釣りからルアーフィッシングまでさまざまな方法で狙うことができます。初心者の方でも釣りやすい方法を選択できるところも狙いやすいポイントといえるのではないでしょうか。

今回はクロムツについて詳しく解説するとともに、釣り方やおすすめの食べ方などについてもご紹介していきます。

目次

クロムツってどんな魚?生態や特徴

引用元:photoAC

分類:スズキ目スズキ亜目ムツ科

もともとムツと呼ばれる魚はひとつだけとされていましたが、徐々に分類されるようになり、その中でも色合いが黒っぽくなっているものがクロムツと呼ばれるようになりました。

他にもムツと呼ばれる魚は多くありますが、その中でもノドグロと呼ばれるアカムツはクロムツとよく比較される魚で、こちらも高級魚として人気があります。

大きさは幼魚で30cm程度、成魚では40〜70cm程度が一般的ですが、中には1mを超える大物もいます。見た目は紫がかった黒褐色の体色に大きく丸い瞳とするどく尖った歯が特徴的です。

クロムツの旬は冬で、とくに脂がのっておいしい時期となります。日本でも高級魚として愛されている魚ですが、ニュージーランド沖やインド洋などでも水揚げされており、世界的にも親しまれている魚です。

さまざまな地方名がある

クロムツの地方名は実にさまざまな呼び方が多く、仙台でのロクノウオにはじまり、長崎ではメバリ、鹿児島ではムツゴロウなど多くの愛称で親しまれていることがわかります。

特に仙台のロクノウオに関しては逸話があります。時の仙台藩領主である陸奥守と名前が似ることから恐れ多いと配慮され、ムツを数字の6に置き換えて六の魚(ロクノウオ)と呼ばれるようになったことが由来とされているようです。

もともと、魚は地方でも数多くの呼び方が多いものがほとんどですが、クロムツに関しては特に呼び方が多いことから釣り初心者にはなかなか覚えにくい魚ともいえるのではないでしょうか。

おいしさも名前の由来

ムツの特徴である脂ののった絶品の白身は高級魚としても人気を集める魅力のひとつで、釣りをしない人でも名前を知っているほど有名な魚ともいえます。クロムツの脂肪が多い白身については名前にも由来します。

脂っぽいことを「むつっこい」「むつごい」などと表現する言葉から呼び名に転じていったとされており、ムツの脂ののったうまさから由来されているとされています。それだけ、昔から日本人の口にもおいしいと感じるほどの魚であったといえるでしょう。

クロムツの生息地は?日本では釣れる?

クロムツの生息地は北海道以南から本州の中部太平洋沿岸部に分布しており、幅広く生息していることがわかります。幼魚は陸っぱりなど岸から狙うことができますが、成魚は沖合の水深200m以上ある中深海の岩礁域に生息しています。

海外ではインド太平洋とアフリカ南部沿岸の大西洋に生息しており、ニュージーランド沖などでも水揚げされることもあるなど世界的にも生息域が広い魚として知られているところも特徴です。

日本では沖合に出て釣る船釣りがもっともポピュラーな釣り方で、大物を狙うことも可能となっています。クロムツのみを狙う釣り方よりはアカムツ狙いと合わせて釣る人も多いです。

有名な釣りポイントとしては岩手県や福島県といった東北地方から、伊豆半島や小笠原諸島など関東地方といった東京海域があります。特に東京湾や相模湾では有名な釣りのターゲットとしても人気です。

クロムツ釣りの方法や仕掛け方法

引用元:photoAC

クロムツの釣り方はエサ釣りからルアーフィッシングと幅広くあるため、自分に合った釣り方を選べる点もはじめやすいところといえます。より確実性のあるエサ釣りからゲーム性があり掛ける楽しさも味わえるルアーフィッシングなど釣るおもしろさも魅力です。

エサ釣りでは胴付き式がもっとも有名な釣り方となっており、オモリやエダスと呼ばれる仕掛けを使って狙うことができます。船釣りはもちろん岸から狙う沖釣りどちらも胴付き式が狙いやすいエサ釣りの方法となります。

竿はアカムツ専用竿や青物竿などを使用し、リールは中型の電動リールがおすすめです。メインラインはPEの3〜4号を最低でも400mは巻いておきましょう。リーダーには10〜12号で、エダスには少しサイズを落とした7〜8号を使用します。

エダスの長さは30〜60cmで状況に応じて長さを変えると釣りやすくなり、1本ずつの間隔は1.5m前後あけると絡みにくくなります。針はムツ針の16〜18号を使用し、エダスの本数に合わせて付けていき、オモリは200号を使用しましょう。

ルアーで狙うクロムツ釣りはスピニングタックルの場合はアジングロッドなどのライトタックルでキャスティングで狙う方法が手軽で、はじめて釣りを楽しみたい方にもおすすめの釣り方となります。

ライトタックルの場合はアジングロッドに2000番のスピニングリール、PEラインは0.4号程度、リーダーは6ポンドで0.6〜1.5gのジグヘッドと2インチ前後のワームを用意します。とくにワームへの反応は抜群なため、初心者の方でも釣りやすい方法です。

クロムツの味や調理法

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クロムツは透明感があり、うすいピンク色の白身で脂がほどよくのった身は口当たりもよく、とても味わいのあるおいしい魚として人気です。芳醇な脂は口の中でうまみがひろがり、極上なうまさが絶品といえるでしょう。

身はやわらかく、とろけるような舌ざわりで食感もよい上に、加熱しても身が硬くなりにくいため、さまざまな調理法で幅広く楽しめるところもクロムツの魅力といって間違いありません。

和食はもちろん、洋食や中華から極上の酒の肴にもなるなど、魚好きの方ならば一度は食べてみたいといえるほどおいしい魚です。

クロムツの刺身

クロムツ本来の味わいを堪能するとともに、シンプルながらもっともうまみが感じられる食べ方です。しっとりとやわらかな身は口の中でとろける食感をもたらしてくれます。濃厚な脂の後味でごはんやお酒もすすむこと間違いなしです。

クロムツは身がやわらかく捌くこともそれほど難しくないため、初心者の方でも挑戦できますが、きれいに仕上げたい場合などは持ち込みできる鮮魚店などで捌いてもらうこともよいでしょう。

高級魚と呼ばれるだけあって自分で捌くことや刺身にするには若干気が引ける場合もありますが、自分で捌いた魚は格別です。さらに、クロムツほどのうまい魚ならばなおさら美味しく感じるのではないでしょうか。捌きやすい出刃包丁や刺身包丁を用意しておくことをおすすめします。

クロムツの煮付け

脂ののった白身の魚は煮付けが抜群にマッチする調理法といわれており、クロムツも例外ではありません。特に芳醇で高級感のある脂の味わいは煮付けにすることでまろやかに洗練された味に変わるといってもよいでしょう。

また、加熱しても身が硬くなりにくく、ホクホクとしたやわらかさを引き出せるうえに煮崩れもしにくいため、煮付けに最適な魚といえます。魚が苦手な方やお子さんにも大人気の煮付けは幅広い層に喜ばれる食べ方です。

脂のこってりとした白身のうまみと煮付けのタレがおりなす独自のハーモニーは、おかずとしても絶品の一品になること間違いなしです。日本酒や焼酎などとも相性がよく、お酒好きにもたまらない逸品といえるでしょう。

クロムツの西京焼き

白身魚では塩焼きもおいしい食べ方のひとつですが、ひと手間加える西京焼きもふくよかな味わいを堪能できるおすすめの食べ方となります。とくにみそ好きの方にはたまらないごはんもよくすすむおかずになるでしょう。

西京焼きにはみそにこだわりたいところで、クロムツの甘みと味わいがある白身には白みそが最適で、より一層うまみを引き出してくれる調味料となってくれます。お好みでいろいろなみそを組み合わせてみることもおもしろいです。

クロムツの身は焼いてもしっとりとしたやわらかさを保ちつつ、フワフワの食感とジューシーな食べごたえがあるため、焼き魚としてもまた違った楽しみが味わえるところもクロムツの魅力のひとつといえます。

まとめ

クロムツは船釣りから岸釣り、エサ釣りでもルアーフィッシングでも狙うことができるところなど、初心者にも手軽にはじめやすく釣りを楽しむ上でも魅力的なターゲットといえます。

高級魚でもあり食味のよい魚として上位に入るほどのおいしさを誇るため、釣れてから持ち帰って食べる楽しみも十分に味わえるところもクロムツ釣りの醍醐味といえるのではないでしょうか。

自分で釣った新鮮なクロムツを好みの調理方法でおいしく食べることも釣り人ならではの楽しみといえます。自分だけのオリジナルレシピを見つけることや、クロムツに合うお酒を探してみるのも一興です。

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