バス釣りをはじめてみよう!初心者にもわかる基本と始め方について解説!

バス釣りは、釣りという概念を超えたひとつのスポーツとしても幅広く人気を集めているカテゴリーです。バス釣りのターゲットとなるブラックバスを釣るために専用のロッドやリール、ルアーなどさまざまな道具も数多くリリースされています。

バスプロとも呼ばれるエキスパートが参加する大会などもあるほどですが、誰でも近場で手軽に楽しめる身近な釣りであるところも魅力といえるでしょう。この記事では、基本や釣り方などをご紹介していきますので初心者の方はぜひ参考にしてみてください。

目次

バス釣り入門|知っておきたい基本と始め方

参照元:写真AC

そもそもバス釣りとはどのような釣りなのかというと、淡水魚であるブラックバスをルアーやリグと呼ばれる仕掛けで狙うルアーフィッシングのひとつです。バス釣りには海釣りやエサ釣りとは違った魅力もあるところが多くの釣り人を虜にしている点といえます。

バス釣りの魅力

  • ゲーム性の奥深さと攻略性の高さ
  • 近場で手軽に楽しめる
  • 自分だけの道具を選ぶおもしろさ

バス釣りの魅力はなんといってもゲーム性の奥深さにあるといっても過言ではありません。時期や気候はもちろん、フィールドの様子などその時の状況に合わせた攻略を組み立てていき、釣れた1匹は大きな達成感が味わえることでしょう。

ほかにも、ブラックバスは淡水魚のため池や川など身近な場所で狙うことができるところも気軽に楽しめるポイントです。海釣りのように潮汐を気にすることもなく、自分の行ける時間で楽しめることや短い時間での釣りにも向いています。

バス釣りは各メーカーからさまざまな専用のアイテムが数多くリリースされており、自分だけのバス釣りタックルを揃えることもおもしろさのひとつです。自慢の道具で釣り上げたバスはそれだけでも格別のよろこびを味わわせてくれることでしょう。

ほかにもバス釣りの魅力はたくさんありますが、この中のひとつでも興味がある方はぜひバス釣りをこれからはじめてみてはいかがでしょうか。初心者の方でもはじめやすいため、あまり気負わず気楽にはじめてみるとバス釣りのおもしろさに気付くかもしれません。

バス釣りができる場所って?

ターゲットとなるオオクチバスやコクチバスと呼ばれる通称ブラックバスは淡水魚のため、野池や河川、湖などが釣れる場所となります。また、管理釣り場と呼ばれる人工的に整備された場所でも釣れるため、初心者の方にもやりやすいです。

ひとくちに野池や河川といっても小さい場所もあれば広くて大きい場所もあります。また、ストラクチャーと呼ばれる障害物や木の茂みなどのカバーといった水面を覆っている場所なども狙い目です。

日本で代表的なバス釣りのポイントでは琵琶湖や芦ノ湖、利根川などが有名なバス釣りのポイントになりますが、そのほかにもバス釣りのポイントは非常に多いです。あまり知られていない場所も多いため、意外と近くに穴場となるポイントがあるかもしれません。

バス釣りにおすすめのタックルと選び方

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バス釣りにはベイトタックルとスピニングタックルの両方が使えますが、おすすめはベイトタックルです。スピニングタックルのほうが初心者の方には使いやすいとされていますが、ベイトタックルも今では扱いやすくなってきています。

ベイトタックルはバス釣りで使用するあらゆるルアーや仕掛けを扱いやすい上に、キャスト精度も高いため数多くのフィールドにも最適です。バス釣りでバーサタイルに使用できるベイトタックルの扱いに慣れていくことが重要といえるでしょう。

ロッドの長さは6〜7フィートまでのあいだで、パワーは軽量のルアーを扱いやすいUL〜MLクラス、引き抵抗のある重いルアーを扱う際にはM〜Hクラスがおすすめです。リールはバス用のベイトリールを選び、ギア比はハイギアがおすすめとなります。

ラインはナイロンやフロロカーボンがおすすめで、100m巻いておけば問題ありません。太さは状況に応じて12〜30lbの範囲で選びましょう。スピニングリールの場合は2000〜2500番でハイギア、4〜8lbの太さでこちらも100m巻いておくと十分です。

バス釣りにおすすめの仕掛けと選び方

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バス釣りにはさまざまな仕掛けの種類があることも奥深いゲーム性のひとつとなっており、自分にあった攻略しやすい仕掛けを選んでいくこともおもしろさです。扱う仕掛けはシーズンやポイントによって変わるため、いくつかご紹介していきます。

もっとも手軽で初心者の方にも使いやすい仕掛けがノーシンカーリグやジグヘッドリグです。ノーシンカーは文字通りシンカーを使わないフックとワームのみの仕掛けで浮遊感があり、バスにナチュラルに誘いをかけていけます。

ジグヘッドリグはシンカーとフックが一体化したもので、そこにワームを差し込むだけで使用できるため、初心者の方でも手軽に準備できる点がメリットといえるでしょう。慣れないうちはこの2つだけでも十分にバス釣りを楽しめます。

ほかにも飛距離を出しやすいキャロライナリグや中層からボトム攻略に最適なダウンショットリグ、カバー攻略に使いやすいテキサスリグといったものもおすすめです。状況や地形にあわせた仕掛けを使用することで釣果も上がりやすくなります。

バス釣りをする時に持っておきたい道具

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バス釣りで必要なものはロッドやリールなどのタックルはもちろんですが、ほかにもあると便利なものや必須ともいえる道具もあります。快適なバス釣りを楽しむ上で、持っておきたい道具も揃えておくとさらに楽しむことができるでしょう。

代表的なものではフックを外すことや仕掛けの作成にも使える万能ともいえるツールのプライヤーはとても便利な道具です。また、ラインをすぐにカットできるラインカッターも揃えておくとラインの結束がスムーズにはかどります。

ほかにもルアーやワーム、フックを入れておくケースも必須といえる道具のひとつです。攻略の幅も広いバス釣りにおいてひとまとめにしておけるケースの存在はかかせません。そして、これらの道具をまとめて持ち運べるバッグやポーチも便利です。

便利な道具以外にも必要なのがライフジャケットで、万が一の落水時にも命を守る必須の道具といえます。軽装にもマッチする膨張式の腰巻きタイプはじゃまになりにくく、デザイン性も損なわれにくいところが魅力です。

バス釣りにコツはある?釣りが上達するポイント

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バスを効率的に釣るコツや釣り上達するポイントも、初心者の方にはとくに気になるところではないでしょうか。テクニックや釣れるルアーや仕掛けを使えるようにあることはもちろんですが、いくつか重視すべき心得のようなものもあります。

ひとつはバスの習性などを理解して釣れる状況やパターンなどをしっかりと身につけていくことです。どんな生態でこの時期はどういった状態なのか、なにを積極的に食べているのかなどバスについて深く理解することが釣果を出す近道となるでしょう。

ふたつめはルアーや仕掛けのメリットやデメリットを理解することです。釣りは自然の中で楽しむため気温や天候なども刻一刻と変わっていきます。また、水中のレンジを攻略する場合やオープンウォーター、カバー攻略などにマッチしたものを選ぶ必要があります。

最後は釣れた場合でも釣れなかった場合でも自分なりに原因を探って考えることで、これにより再現性が高まり、さらに上達させていくことができます。これはもっとも重要なことで、釣りに限らずいえることですが自分の経験を蓄積していくために必要です。

バス釣りのよくある質問まとめ|知っておきたい3つのポイント

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ここではバス釣りでよく聞かれる質問のなかでも代表的なものをいくつかピックアップしていきます。釣りでありながらひとつのアウトドアアクティビティとして確立されているところもあり、質問もバラエティ豊かなものが多いです。

ひとくちにバス釣りといっても熟練者によってはさまざまな考え方やこだわりがあるといっても過言ではありません。とくに初心者の方が気になる質問をチョイスしましたので、ぜひ参考にしてもらえれば幸いです。

高価なタックルの方がバスも釣れやすい?

バス釣りはロッドやリールの価格の幅が広いことでも有名で、価格も1,000円程度のものから50,000円以上もするものまでピンキリといえるでしょう。結論からいえば高価なタックルでなくてもバスを釣ることは可能です。

では、安価なタックルのみでよいかといわれれば、そうではないともいえます。お金をかけることで釣りの時間を特別なものにできますし、お気に入りのタックルで釣るバスはまた格別といっても過言ではありません。

バス釣りで気をつけることはありますか?

バス釣りは自然のなかで楽しむことができる魅力的なアウトドアアクティビティですが、その分気をつけておくこともいくつかあります。とくに落水への注意は命にも関わるため、釣りをする際には必ずライフジャケットを着用するようお願いします。

また、野池や河川に行く場合には茂みなどに入る必要もあるため、毒のある生き物などにも注意が必要です。夏場などのあつい時期でも長袖などの肌をかくす服装が好ましいといえます。安全に楽しむ上でも気をつけることをおすすめします。

釣ったブラックバスは食べられますか?

キャッチ&リリースが基本となるブラックバスですが、食べられる魚であるともいわれています。ただし、海水の魚と違って淡水魚のため寄生虫などがいる場合もあり食中毒の危険も高いことから刺身などの生食は絶対にやめましょう。

ブラックバスは白身のあっさりとした味わいがあるおいしい魚としても有名です。フライや焼き魚などしっかりと火を通した調理ならば安全においしく食べることができます。釣ったバスを自分で捌いて調理してみることもよいのではないでしょうか。

まとめ

釣りの中でも手軽に楽しめるカテゴリーとして幅広い層にも人気のあるバス釣りは、初心者から熟練者まで夢中になる魅力あふれるものといえるでしょう。奥深いゲーム性もやりがいのある部分といって間違いありません。

これからバス釣りをはじめてみたい方も、自分なりのタックルや攻略法を探してみることもわるくありません。上達する楽しみも味わっていけるとよりバス釣りのおもしろさにハマっていくのではないでしょうか。はじめての1匹はきっと忘れられないものになるでしょう。

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この記事を書いた人

「釣りバルーン」は、釣りに関するあらゆる情報に紹介するメディアです。日頃から釣りを愛するライターたちが、釣りの手法やアイテム、釣りスポット、魚の情報を提供していきます。

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