季節を問わず、さまざまな魚をターゲットに楽しめる海釣り。その中でもマダイに特化した釣りのタイラバ釣りは、春と秋をハイシーズンに通年で楽しまれている釣りの1つです。
使用する『タイラバリール』は、タイラバ釣りにおいて重要な役割を果たす道具ですが「タイラバリールってどんなリールなのか気になるけど、特徴や選び方が分からない」とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。
この記事では、タイラバリールの基本的な特徴や選び方を分かりやすく解説します。さらに、おすすめのリールも20本紹介しますので、好みのリールがあればぜひピックアップしてリール選びの検討材料にしてみてください。
タイラバリールとは?特徴や種類まとめ
タイラバリールとは、その名の通りタイラバ釣りで使うリールのことを指します。タイラバとはマダイを船から狙う際に使うルアーのことで、落とし込みと巻き上げで誘うのがポイントの仕掛けです。
タイラバで使用するリールは『ベイトリール』『スピニングリール』『電動リール』のいずれかですが、タイラバは落としてから巻く縦の釣り方のため、3つの中でいうとベイトリールがメインに使われる印象です。
なお、スピニングタックルを使う場合は『キャスティングタイラバ』が主流で、キャスティングタイラバとは、タイラバをキャストして横方向もしくは斜めの方向に引っ張って誘う釣り方を意味します。タイラバの縦の動きに反応がないときには特に効果に期待できる方法です。
ベイトリールの特徴やメリット・デメリット
タイラバのベイトリールは、はじめてタイラバに挑戦する方やまだ操作に慣れない初心者には特におすすめのリールです。ベイトリールは手元のハンドルを回すだけでラインを巻きはじめられるため、ベールを返す必要があるスピニングリールと比較して操作がしやすいです。
また、タイラバの基本の釣り方であるタッチ&ゴー(着底してからすぐに巻き上げること)がしやすく、タイラバ釣りを覚えるのに最適なリールといえます。さらにベイトリールはパワーも強く、大きなマダイがかかったとしても安心してやり取りを行うことができます。
一方でデメリットは、バックラッシュが発生しやすいことです。バックラッシュとは、スプールの回転と道糸の出るスピードが合わなかったときに起きる現象で、糸がぐしゃぐしゃに絡まりリールを使うことができなくなってしまいます。
最近ではバックラッシュ防止装置が付けられているものが増えてきたため、ベイトリールを選ぶ際にはこの装置が付いてるか確認してみましょう。
スピニングリールの特徴やメリット・デメリット
タイラバをキャストして広範囲に渡って探りながら行うキャスティングタイラバをする際には、スピニングリールを使うのがおすすめです。もちろん、キャストをしないタイラバの場合でも問題なく楽しめます。
スピニングリールは3種類のリールの中でもっともキャストがしやすく、初心者の方でも比較的遠くまで飛ばすことが可能です。潮の流れがゆるいときでも広範囲を探れるのがスピニングリールの大きな特長といえます。
ベイトリールと比べると、スピニングリールはよりラインのテンションがかかりにくい状態でタイラバを落とせます。フォールがより速いため手返しがよくなるほか、スピードによるリアクションバイトを誘いやすくなります。
一方で、スピニングリールのラインの巻き方がベイトリールと異なるためか、使用するにつれてラインがヨレてしまう点があります。定期的にラインをメンテナンスし、劣化したまま釣り場へ持って行かないように気を付けましょう。
電動リールの特徴やメリット・デメリット
電動リールはベイトリール(両軸リール)の1種で、その名の通りラインを自動で出し入れしてくれるリールです。バッテリーを使用してモーターで巻き上げるタイプのリールで、ルアーの水深を把握しやすいのが特長です。
タイラバに関しては落とし込みや巻き上げを簡単に行えるため、釣りの際にかかる負担が少ない点は大きなメリットといえます。また、タイラバ釣りの場合は等速巻き(一定の速度でラインを巻くこと)で行うのが有効的で、電動であれば自動かつ一定の速度でラインを巻き取ってくれるため、タイラバ釣りとの相性がよいです。
ただし、便利ではあるものの、通常のリールよりセッティングに手間がかかり、通常のベイトリールよりもバッテリーがある分重みがあります。加えて、電動リールは他のリールと比べて費用相場が高めのため、その点は注意が必要です。
タイラバリールの選び方まとめ|3つのポイントに注目!
先述した通り、タイラバリールには縦巻きがしやすい『ベイトリール』と、キャストしやすい『スピニングリール』、釣りの負担が減る『電動リール』の3種類がありました。タイラバリールを選ぶ際には、以下の選び方をされることも多くあります。
タイラバリールの選び方
- 形状の違いで選ぶ
- ギア比の違いで選ぶ
- 料金・相場で選ぶ
タイラバ釣りはマダイがターゲットのため「どのサイズを狙うか」「どんな使用感がよいか」「価格帯はどれくらいのものを使用するか」のようなイメージで選ばれることが多く、もっとも適したものを使用することが大切です。
形状の違いで選ぶ
タイラバリールの型には『ロープロ型』と『丸型』2つの形状があります。ロープロ型のリールは、上から見ると流線型のような形をしたベイトリールのことで、ロープロ型リールのもっとも大きなメリットはしっかりと手にフィットする握りやすさです。
また、比較的安価で販売されているものも多く、丸型リールと比較しても費用を抑えて購入しやすいなどのメリットもあります。
丸型リールは、円柱のような形をしており、横から見ると丸の形に見えるのが特徴です。丸型リールは他のリールに比べて耐久性に優れている傾向があります。巻き上げの際のパワーロスが少なく、重めのタイラバでも少ない力で巻き取れる作りになっているため、腕力に自信がない方でも疲れにくい仕様といえます。
巻き心地重視の方や、タイラバを高頻度でやろうと考えている方にとっては特におすすめのリールです。
ギア比の違いで選ぶ
『ギア比』とは、ハンドル一回転で巻けるラインの量を表す比率で、一回転で多くのラインを巻ける『ハイギア』と、巻き上げ量は少ないものの軽い力で巻き取れる『ローギア』の2種類があります。
スペック上、ギア比はハンドル一回転に対してのスプールも回転数を数字(5.8、7.8など)として表わされます。この数字が6.0前後であればローギア、7.0以上であればハイギアとされるのが一般的です。
ローギアは、一回転で巻けるラインの量が少ないものの、巻き上げる力が強く、巻き心地がハイギアよりも軽いのが特徴です。一方で、一回転で巻けるラインの量が多いハイギアを使用すると、ローギアには難しい速度で巻いたり、素早く回収を行うことができるようになります。
料金・相場で選ぶ
タイラバリールの料金相場はピンからキリまでありますが、安いもので5,000~10,000円、高額なもので50,000~60,000円が主な価格帯です。激安だと3,000円台で買えるものもあります。
最近では比較的安価なタイラバリールでも耐久性に優れているものが増えてきており、コストパフォーマンスが非常によいリールを選びやすくなりました。激安なものでも問題なく使用できるものが多く、最初のタイラバリールやとりあえずのお試しで購入するにはうってつけです。
高額なタイラバリールであれば、耐久性はもちろんのこと、デザインや材質、ラインの絡みにくさなどメリットはたくさんあります。最初の1つめは安価なものから使用し、ある程度操作に慣れたら価格帯を上げたタイラバリールを選ぶとよいでしょう。
初心者はどんなタイラバリールがおすすめ?
ここまでお伝えしたことを踏まえて、初心者におすすめのタイラバリールは、以下のポイントを押さえたものがよいかと考えられます。
- リールの種類は『ベイトリール』
- リールの形状は『ロープロ型』
- リールのギア比は『ローギア』
- リールの価格帯は『5,000~10,000円台』
はじめのうちは高いリールを使う必要はなく、タイラバの操作に慣れることが第一です。そのため、縦巻きしやすいベイトリール、握りやすいロープロ型、少ない力で巻き上げられるローギアなど、初心者でも難しくない使用感を考慮することをおすすめします。
ある程度使い慣れてからリールをランクアップしていけば、技術も段階的にステップアップできますし、純粋に長く楽しみやすいです。
タイラバリールのおすすめ19選!本当に使いやすいアイテムを紹介!
ここまでタイラバリールの特徴や選び方、初心者の方におすすめのリールのポイントを紹介しました。ここからは比較的使いやすいタイラバリール20種類を紹介します。リールの種類や価格帯、型やギア比の異なるものを選んでまとめてみました。
選ぶ基準がわかっていても迷ってしまう初心者の方、次のステップを目指したい経験者の方など、幅広い釣り好きの方になるべく参考になるようにピックアップしました。お気に入りのリールと出会えられたら幸いです。この機会にぜひチェックしてみてください。
ダイワ プリード 150H
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 6.3 |
自重 | 215g |
ドラグ力 | 4kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量(lb-m) | 2~3-100~150m(ブライト)3~4-100~130m(ナイロン) |
定価 | 9,240円(税込) |
スムーズな仕掛け落下を可能にするスーパースプールフリー、リールを握り込んだ手でそのままクラッチオフが可能なワンプッシュクラッチ、ガタつきのないなめらかなハンドル回転をもたらすインフィニットなど、船小物釣りを快適に楽しむための充実した機能を持つクラス以上のハイパフォーマンスリールです。
タイラバの入門用として最適で、他にもカレイ・カワハギ・マルイカなどをターゲットとして楽しむことができる高コストパフォーマンスなリールです。
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シマノ 炎月BB 100HG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 7.2 |
自重 | 200g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 72cm |
糸巻量(lb-m) | 0.8-250,1-200,1.5-130 |
定価 | 19,250円(税込) |
SHIMANO(シマノ)製のハイギア・タイラバリールの炎月BB 100HGは、巻き取りの早さが売りのリールです。素早い回収ができるうえに重さが比較的軽いため、快適にスピーディーに楽しめます。
スプールとレベルワインドが連動する構造になっており、ラインが真っ直ぐになってスムーズに仕掛けをフォールさせることができます。タイがヒットしたときもなめらかにドラグが作動するため、細糸を使用する釣りでも安心して楽しむことが可能です。
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ダイワ 紅牙 X IC
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 4.9 |
自重 | 240g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 54cm |
糸巻量(lb-m) | 1-200m0.8-300m |
定価 | 17,050円 |
DAIWA(ダイワ)製のスローギアタイプのタイラバリール、紅牙 X ICは人気の『紅牙シリーズ』の1つです。ハンドルアームがダブルで100mmと長めの仕様で扱いやすく、スーパーメタルフレームは負荷がかかってもフレームがたゆむことなくパワフルに巻上げられます。
クラッチOFFの際はスーパースプールフリー機能で、スムーズかつ高速な仕掛けの落下が可能です。また、ラインストッパー機能があり、ラインを止めておくことができるため、レベルワインドにラインを通す必要がありません。
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シマノ 炎月 100HG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 7.8 |
自重 | 210g |
ドラグ力 | 4kg |
巻取り長さ | 78cm |
糸巻量(lb-m) | 0.8-250,1-200,1.5-130 |
定価 | 36,080円(税込) |
SHIMANO(シマノ)製のベイトタイプのハイギア・タイラバリールで、他の炎月シリーズと異なり、ボディサイズが100と150の2種類展開されています。今回紹介する100サイズは手の小さい方や女性に特に向いているリールです。
レベルワインド連動スプール、フォールレバーを搭載しているため、安定したフォールでマダイを誘い込みます。また、普段行く釣り場が深場メインの方であれば150サイズの方が相性がよいです。ちなみに100サイズと異なり、150サイズはハイギアのみの展開です。
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アブガルシア MAX DLC
メーカー/ブランド | AbuGarcia(アブガルシア) |
ギア比 | 5.8 |
自重 | 220g |
ドラグ力 | 5km |
巻取り長さ | 60cm |
糸巻量(lb-m) | ~150m,~200m |
定価 | 17,820円(税込) |
AbuGarcia(アブガルシア)製のデジタルラインカウンターを搭載した船用小型ベイトリールです。タイラバはもちろんのこと、ライト寄りのソルトウォーターゲームにも対応でき、万能。水深を意識することで釣果に期待ができます。
カウンターにはLEDバックライトが備わっているため、ナイトゲームでの使い勝手は抜群。また、ギア比は5.8以外にも7.0を展開しているほか、ハンドルの長さ別に2パターンに左右異なる巻きがあり、シリーズとしては計6種類をラインナップしておりバリエーションに富んでいます。
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ダイワ スパルタン IC 150H
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 6.3 |
自重 | 220g |
ドラグ力 | 5.0kg |
巻取り長さ | 70cm |
糸巻量(lb-m) | 2-2003-130 |
定価 | 24,970円(税込) |
DAIWA(ダイワ)製のハイギア・ベイトリール、スパルタン IC 150Hはアルミフレームのボディを採用し剛性に優れたカウンターリールです。
ドラグはダイワ独自のATD(オートマチックドラグシステム)を採用しているため、なめらかかつ粘り強く魚を追い、ラインブレイクを防ぎながらも魚の体力を確実に奪います。
また、スパルタンIC以上のグレードのダイワ製カウンターリールは、電池交換がセルフで可能なのもありがたいです。
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シマノ グラップラー BB 150HG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 7.2 |
自重 | 210g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 72cm |
糸巻量(lb-m) | 0.8-400,1-330,1.5-200 |
定価 | 19,250円(税込) |
SHIMANO(シマノ)製の高性能かつコストパフォーマンスに優れたハイギア・タイラバリール、グラップラーBB150HGは耐久性、ギア性能のどちらもハイレベルで、なおかつ手を伸ばしやすい価格に設定されています。
ジグを操作しやすい60mmのパワーハンドルは、シリーズの中でも特に安定した力強い巻き上げを行うことを可能としています。スピーディーでリズミカルなタイラバ釣りで大きなタイを狙えるため、初心者だけでなく経験者の方にもおすすめです。
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アブガルシア レッドマックス船3
メーカー/ブランド | AbuGarcia(アブガルシア) |
ギア比 | 7.1 |
自重 | 222g |
ドラグ力 | 5.5km |
巻取り長さ | 74cm |
糸巻量(lb-m) | ~200m |
定価 | 10,450円(税込) |
AbuGarcia(アブガルシア)製のハイギア・タイラバリール、レッドマックスは比較的価格が安く、初心者の方やひとまずタイラバを試してみたい方におすすめなリールです。オフショア用リールはかかった大物のパワーに耐えられるタフさが求められるため、一般的にはどうしても価格が高くなりがちです。
しかし、アブガルシアより発売されているこのリールは定価で10,000円ほどのため、かなり金額が押さえられていますが、十分なパワーをあわせ持っています。最初の1つで悩んでいる方は、こちらのリールからはじめてみるのもよいでしょう。
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ダイワ LIGHT SW X IC
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 6.3 |
自重 | 240g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 69cm |
糸巻量(lb-m) | 1号-200m0.8号-300m |
定価 | 17,050円(税込) |
DAIWA(ダイワ)製のローギア・ベイトリール、LIGHT SW X ICはコストパフォーマンスに長けたカウンター付きリールです。巻上げたときに水深5mから1m間隔でアラーム音で知らせる船べりアラーム機能付きで、穂先の巻き込みトラブルの防止に役立ちます。
大手メーカーのダイワ製造のため、安定した造りになっていますが、その一方でリールの電池交換を自分で行うことができないため、近隣の釣具屋に依頼してメーカーに送ってもらう必要があります。「とりあえず費用を抑えてカウンター付きのリールが欲しい」という方は、ぜひ検討してみてください。
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シマノ 炎月 CT 150HG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 7.8 |
自重 | 250g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 78cm |
糸巻量(lb-m) | 0.8- 400/1.0-330/1.5-200 |
定価 | 34,100円(税込) |
SHIMANO(シマノ)製の炎月 CTシリーズ150HGは、あらゆる機能が追加されたミドルクラスのタイラバのベイトリールです。
カウンターで水深を測るだけではなく、タイラバのフォール速度も見られ、さらにフォールレバーではそのフォールのスピードを自由自在にコントロールできるようになっているため、利便性に長けています。
魚をはじめ、タイラバ釣りのターゲットとなるマダイは、落ちてくるものに反応よくアクションをする特性があります。タイラバのフォールスピードの把握とコントロールが取りやすいこのリールは、初心者はもちろん、タイラバ経験者の方にもおすすめです。
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ダイワ 紅牙 IC 150P
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 4.8 |
自重 | 220g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 54cm |
糸巻量(lb-m) | 1-4002-200 |
定価 | 47,080円(税込) |
DAIWA(ダイワ)製ローギア・ベイトリールの紅牙 IC150Pは、ミドルクラスのモデルで「初期機能が長く続くこと」をコンセプトに造られたリールです。
このリールは巻き心地のよさが特徴で、110mmのハンドルとギア比が絶妙なバランスで調整されているため、楽に巻けます。加えてダイワのオートマチックドラグシステムによって大きなタイの猛烈な引きに対してもラインブレイクを起こしにくく、うまく対応することが可能です。
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シマノ 炎月プレミアム 150PG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 5.8 |
自重 | 250g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 58cm |
糸巻量(lb-m) | 0.8- 400/1.0-330/1.5-200 |
定価 | 51,040円(税込) |
SHIMANO(シマノ)の人気シリーズ『炎月CT』の上位機種である炎月プレミアム 150PGは、ハイクラスのカウンター付きベイトリールです。マイクロモジュールギアの搭載により、炎月CTに比べてより巻き心地がなめらかな仕様になっています。
特殊表面処理を施したピニオンギアを採用しているため、ギアの耐久性が大幅に向上しているのも特徴の1つです。そのほかにもレベルワインド連動機能、ドラグサウンド機能、フォールレバーなど、タイラバ釣りに必要な機能を全面的に備えています。
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ダイワ PR100
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 6.3 |
自重 | 190g |
ドラグ力 | 5kg |
巻取り長さ | 65cm |
糸巻量(lb-m) | 12-12014-110 |
定価 | 7,590円(税込) |
DAIWA(ダイワ)製ローギア・ベイトリールのPR100は、アルミクランクハンドルを搭載したソルト対応の汎用性の高いリールです。タイラバはもちろん、バス釣りや船での小物釣りなども問題なく行えます。
10,000円以下で買えるリールではあるものの、基本性能はしっかりしており自重も190gと軽量のため非常に使いやすいです。コストパフォーマンスがよいため、タイラバ初心者にはもってこいのリールといえるでしょう。
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タカミヤ REALMETHOD ギガソルト PG
メーカー/ブランド | TAKAMIYA(タカミヤ) |
ギア比 | 5.1 |
自重 | 244g |
ドラグ力 | 7kg |
巻取り長さ | 56cm |
糸巻量(lb-m) | PE1.5号-260m、2号-200m、3号-130m |
定価 | 9,800円(税込) |
TAKAMIYA(タカミヤ)が運営するブランド『REALMETHOD(リアルメソッド)』のベイトリールのギガソルトは、存在感のある艶やかなブラックカラーを基調とした本体デザインのパワーギアモデルです。
最大ドラグ力は7kgと、パワフルに活用できるようパワードラグを採用しています。フォール中のバイトへの対応や、こまめなタナ取りを可能とするスピードクラッチ機構、本体フレームには超耐腐食性の「アルミニウムSAC(SUPER ANTI CORROSION)」を採用しており、コストパフォーマンスがよいリールといえるでしょう。
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ダイワ ソルティガBJ 200H
メーカー/ブランド | DAIWA(ダイワ) |
ギア比 | 6.3 |
自重 | 325g |
ドラグ力 | 7kg |
巻取り長さ | 71cm |
糸巻量(lb-m) | 1-4502-250 |
定価 | 53,400円(税込) |
DAIWA(ダイワ)製のハイエンドモデルであるソルティガBJ 200Hは、「今までよりも快適に巻ける」「釣れるスピードの演出が楽」をキーコンセプトに造られたタイラバリールです。コンパクトな見た目からは想像ができないほど高性能で、使い勝手がよいのが特徴です。
リールの軽さ、剛性、巻き心地すべてがハイレベルに仕上げられており、手なじみのよさから身体とリールが1つになっているかのようにも感じられます。相応の価格ではあるものの、買って損はしないリールと呼べる代物です。
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アブガルシア REVO TRV
メーカー/ブランド | AbuGarcia(アブガルシア) |
ギア比 | 6.4 |
自重 | 187g |
ドラグ力 | 5.5 |
巻取り長さ | 64cm |
糸巻量(lb-m) | ~300m |
定価 | 27,500円(税込) |
AbuGarcia(アブガルシア)製のタイラバ専用リールのREVO TRVは、120mmのロングハンドルを搭載し持ち前のパワーを生かし、深場の攻略や大型のマダイ狙いに最適なリールです。
サイドプレートが簡単に脱着出来る構造になっているため、現地でも簡単にスプール交換ができます。また、レベルワインドがクラッチを切った場合でも連動するため、ラインの放出が早くバックラッシュが起こりにくいのが特徴です。
マグシールドベアリングを使用していることから、リールの回転性能が高いだけでなく、申し分ない防水効果で内部を守ります。
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シマノ オシアコンクエスト300HG
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 6.5 |
自重 | 355g |
ドラグ力 | 7.2kg |
巻取り長さ | 84cm |
糸巻量(lb-m) | 1.5-500, 2-380, 3-250 |
定価 | 67,930円(税込) |
SHIMANO(シマノ)製のタイラバリール・オシアコンクエスト300HGは、精巧に削り出した歯数の多いギアがしっかりと噛み合い、リールの振動が少なくなめらかな巻き心地が味わえるハイグレードリールです。
カーボンクロスワッシャがドラグに使用されているため耐久性が高く、負荷の大小に関係なく常にマイルドな効きをかもし出します。ドライブギアの剛性も高くパワーがある分、深めの水域でかけた大型のマダイも手こずることなく浮かせることが可能です。
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テイルウォーク BASAL VT73R
メーカー/ブランド | tailwalk(テイルウォーク) |
ギア比 | 7.3 |
自重 | 198g |
ドラグ力 | 6.5kg |
巻取り長さ | 78cm |
糸巻量(lb-m) | PE2-200m |
定価 | 12,100円(税込) |
tailwalk(テイルウォーク)のエランシリーズ、フルレンジリールシリーズに続く新たなベイトリールシリーズの『BASAL』。徹底的に価格を抑えつつ、タイラバ上級者でも納得の品質は、非常にコストパフォーマンスが高いリールです。
タイラバはもちろん、ジギングでも対応可能なバーチカルモデル(VT)は、リールのパワーやレスポンス、手軽さを兼ね備えています。はじめてタイラバリールを使用する方にとっておすすめできる1つです。
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シマノ フォースマスター 600DH
メーカー/ブランド | SHIMANO(シマノ) |
ギア比 | 6.5 |
自重 | 495g |
ドラグ力 | 10kg |
巻取り長さ | 2-300, 3-200 |
糸巻量(lb-m) | 67cm |
定価 | 104,720円(税込) |
SHIMANO(シマノ)ブランドのフォースマスター600は、同シリーズのフォースマスター300よりも一回り大きなタイプで、非常に高性能な電動リールです。スピードクラッチを搭載しているため、クラッチレバーの操作だけで巻上げとフォールが簡単に切り替えられ、手返しは段違いによいのが特徴です。
また、フォースマスター300と同じクラッチ連動機能とモーターが使用されていますが、巻上げへの移行が実にスピーディーで、タッチ&ゴーの速さは電動リール最速を誇ります。
ここまで紹介した中でも1番高額なリールですが、実用性も非常に高いため、タイラバに慣れてさらにステップアップしたい方におすすめしたい電動リールです。
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タイラバリールのよくある質問まとめ
通常のリールとは異なる特徴を持つタイラバリールですが、初心者の方はもちろん、はじめて使用する方は気になる点がいくつかあるはずです。
ここからは、タイラバリールに関するよくある質問をいくつかまとめてご紹介していきます。これからはじめてタイラバリールを使ってみようと検討されている初心者の方にはとくに参考になる内容かと思います。ぜひこちらもあわせてチェックしてみてください。
タイラバ初心者におすすめのリールの価格は?
ご自身のお財布事情やどれくらいの頻度で釣りをするのかにもよりますが、5,000~10,000円ほどのものであれば国内メーカーで保証付きのものが多く、手を伸ばしやすいためおすすめです。
また、中には3,000円前後の激安タイラバリールが売られていることもあります。価格で選ぶのも1つの手ですが、まずは色々なタイラバリールを実際に確認してみて、気に入ったものを探してみるのもよいでしょう。お気に入りの道具で釣れた時の喜びはひとしおです。
タイラバリールの手入れはどうすればいいの?
タイラバは海で行う釣りです。道具には海水の塩分や汚れなどが付着しているため、釣りの後には必ず洗浄するようにしましょう。洗浄方法はシンプルで、水道水などの真水で塩分や汚れを流すだけです。その際、特にリールを回す必要はありません。
リールを洗う際は必ず常温の水で洗うようにしてください。温水の場合、ラインが緩みやたるみが出る可能性があります。また、リールを回して巻き取りにくさや違和感があれば内部に異常がある可能性も考えられるため、解体して確認する必要があります。
ただし、リールの解体は初心者には難しい作業となるため、必要な場合は釣具店で見てもらうようにしましょう。
中古のタイラバリールってどうなの?
初心者の方やなるべく安く道具を手に入れたい方にとって、中古のタイラバリールは手の届きやすいものだといえます。結論からお伝えすると、中古のタイラバリールはあまりおすすめではありません。
「とりあえずタイラバリールを用意しておきたい」「使い心地は二の次で値段を重視したい」という方であれば特に問題はありませんが、中古のリールを選ぶ際に確認できる部分は『外見』『操作』の2点です。
店内などでは内部の確認ができないため、見えない部分に欠陥があるのを見落としてしまう可能性も考えられます。できる限り新品のものを用意しておく方が、長い目で見ても無難でしょう。
まとめ
タイラバ釣りには欠かせないタイラバリールは主に『ベイトリール』『スピニングリール』『電動リール』の3種類があり、それぞれで特徴が異なります。
ここまででお伝えしたことをまとめると以下の通りです。
- タイラバは落としてから巻く縦の釣り方のため、ベイトリールが主流
- タイラバリールは『形状』『ギア比』『価格』などから選ばれることが多い
- 初心者におすすめなリールの特徴は『ベイトリール』『ロープロ型』『ローギア』『5,000~10,000円台』
この記事を読んで少しでもタイラバリール選びの役に立ちましたら幸いです。
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