ホッケの魅力を大解剖!釣りのコツと美味しさを引き出す調理法を紹介!!

ホッケは、食卓でお馴染みの定番の魚です。特にホッケの開きは、居酒屋でも人気のメニューとして広く知られています。脂がのり、身が柔らかくジューシーな焼いたホッケは、大根おろしと醤油で食べると絶品です。

しかし、ホッケを食べたことはあっても、どこで獲れているのか、釣ることができるのかと疑問を持つ方も多いと思います。

そこで今回は、食卓の定番であるホッケの釣り方と調理方法をわかりやすく紹介します。記事を最後まで読むことで、ホッケの生態や特徴を理解し、釣りを楽しむことができます。

目次

ホッケってどんな魚?生態や特徴

出典:写真AC

分類:スズキ目アイナメ科

ホッケはスズキ目アイナメ科の魚で、大きく成長した個体は50〜60cmにもなります。体形は紡錘形(ぼうすいけい)で、背の部分の茶褐色、黄褐色のまだら模様が特徴です。

アイナメに似ていますが、背びれには切れ込みが無い、尾びれには三角の切れ込みがある、尾びれの付け根が細くくびれているなど、アイナメとは違う特徴があるため簡単に見分けることができます。

ホッケは、成長によって呼び名が変わる魚です。幼魚で5〜15cmの青い体色をした「アオボッケ」、1年魚で20cm前後の「ロウソクボッケ」、2年魚で3月から6月頃に群れで沿岸に寄ってくる20〜25cmの「ハルボッケ」、それ以上の大きさで沖合の岩礁域に定着した成魚を「ネボッケ」と呼びます。

1年を通して漁獲されているホッケは、9月から11月頃にかけて産卵のために沿岸に寄って来るため、漁獲量も11月にピークを迎えます。また、脂がのって美味しい旬は5月〜7月です。

ホッケの雄は子煩悩?

ホッケの雄は、驚くほど子煩悩な一面を見せてくれます。ホッケの産卵期は、北海道では9月から11月頃、本州沿岸域では12月から翌年の2月頃です。

繁殖期になると雄は頭部と尾びれの先に、黒い模様の「婚姻色」が現れます。産卵場所となる条件の良い水深20メートルまでの岩場に縄張りを持ち、他の雄との縄張り争い、雌に対して求愛行動を行うなど、ホッケの雄は大忙しです。

雌が岩の隙間などに粘着性の卵を産んだ後、雄はエサを食べずに卵を守るという子煩悩さを発揮します。

キタノホッケとの違いは?

キタノホッケはシマホッケとも呼ばれており、冷水域を好みます。北海道以北に多く、オホーツク海からベーリング海にかけて分布しています。

北海道などでも水揚げされますが、ほとんどがロシアやアメリカで水揚げされたものです。

日本では、ロシア産のキタノホッケが干物として多く出回っています。

体型はホッケに似ていますが、体に太い5〜6本の横縞模様があります。味はホッケに劣ると言われていますが、脂ののりが良く身は肉厚です。

ホッケの生息地は?日本では釣れる?

ホッケの主な生息地は、北海道周辺です。北海道の他には太平洋沿岸、日本海沿岸の東北以北に多く生息しており、黄海や千島列島周辺にも生息しています。また、日本近海に生息するホッケは、産卵時期の違いから4つの系群に分けられています。

ユーラシア大陸東岸の沿海州沿岸に分布する「沿海州系群」、襟裳岬西岸から千島列島、羅臼沿岸にかけて分布する「羅臼・太平洋系群」、道南沿岸から本州沿岸にかけて分布する「道南・本州系群」、オホーツク海から日本海側の道北にかけて分布「北部日本海・オホーツク系群」の4つです。

漁獲量も、全体の90%以上を北海道が占めており、ホッケ釣りも北海道で盛んに行われています。東北では秋田県や青森県の日本海側で、冬から春にかけて磯と堤防から狙うことができます。

ホッケ釣りの方法や仕掛け方法

出典:写真AC

ホッケ釣りは、北海道全域と東北の北部で多く行われています。主な釣り方は「サビキ釣り」、「ウキ釣り」、「投げ釣り」、「ルアー釣り」です。

サビキ釣り

ホッケのサビキ釣りでは、足元にコマセを効かせて群れを集めることが大切です。コマセをしっかり効かせることが釣果につながります。

堤防から磯竿か万能竿を使い、市販の専用サビキ仕掛を使用するのが基本です。オモリは水深に合わせて選び、ロッドを上下に動かして誘いを加えると効果的です。

ウキフカセ釣り

ウキフカセ釣りは、群れで泳いでいるホッケを、撒きエサで寄せるのが重要になる釣りです。寄せエサには、解凍したアミエビと専用の集魚材を混ぜたものを使用します。

使用するタックルは、磯竿の1〜2号に2500番手のリールを組み合わせて使うのがおすすめです。エサを撒き続けながら、ウキで一定のタナを狙います。

投げ釣り

堤防や磯から、海底にある岩場や藻場についたホッケを狙う釣りです。50cmを超える大型のホッケも釣れることがあります。釣り場によっては、カレイやアイナメなども釣れます。

胴付き仕掛けを使うことで、中層を回遊するホッケを狙える釣りです。エサはサンマの切り身や釣具店で売られているマグロの切り身、イソメの塩漬けなどを使用します。

ルアー釣り

ホッケはルアーにもよく反応し、アタックしてきます。ホッケのルアー釣りは、エサ釣りにも負けない程の釣果を上げることもある釣り方です。

ホッケのルアー釣りで使うタックルは、7〜9ftのシーバスロッドに、2500か3000番のスピニングリールを組み合わせて使用するのがおすすめです。釣り方は、キャスト後にホッケが回遊するレンジ(層)をゆっくりとただ巻きで狙います。

ホッケの味や調理法

出典:写真AC

ホッケは、日本の食卓の定番で、多くの方に親しまれている魚です。旨みが強く、身がふっくらとしているのが人気の理由です。ホッケの開きを焼いた物が一般的に認知されていますが、鮮度が良いものはお刺身にして食べることもできます。

次に、ホッケの簡単で美味しく食べることのできる調理法を紹介します。レシピを参考に、美味しいホッケを楽しんで下さい。

ふっくらジューシーホッケ焼き

ホッケの干物を焼くには、フライパンがおすすめです。ふっくらジューシーなホッケが、キレイな焼き目と香ばしい香りで、さらに美味しくなります。後片付けも簡単なので、忙しい方にもおすすめできる焼き方です。

材料

  • ホッケ 1匹
  • 塩 小さじ1/2
  • 酒 大さじ1
  • 水 大さじ1

作り方

  1. ホッケに塩をふり、10分置きます。
  2. 水分をキッチンペーパーでしっかり拭き取ります。
  3. 油を引いたフライパンを熱し、身側を下にして中火で6分焼きます。
  4. 焼き色がついたら裏返し、酒と水を加え、フタをして中火で4分蒸し焼きにします。

酒と水は身に直接かけないで、フライパンの縁に沿うように回し入れることで、ふっくらジューシーな仕上がりになります。ホッケのサイズによって焼き、蒸し焼きの時間を調整して下さい。そのままでも美味しいですが、大根おろしを添えて食べるのも、また美味しいです。

香り豊かなホッケバター焼き

続いて紹介するのは、ホッケのバター焼きです。こちらもフライパンを使っての調理になり、お手軽に作ることができます。バターの香ばしさが、いっそう食欲をそそります。

材料

  • 生ホッケ 1匹
  • 塩 少々
  • コショウ 少々
  • バター 大さじ1
  • 醤油 小さじ

作り方

  1. ホッケの水分をキッチンペーパーで拭き取ります。
  2. ホッケに塩とコショウを振り、下味を付けます。
  3. 熱したフライパンにバターを引き、皮側を下にして5分ほど焼きます。
  4. ひっくり返して身側身側も5分ほど焼きます。
  5. 焼き上がる直前に、醤油を回してかければ完成です。

バターと仕上げの醤油を焦がさないで焼くことが、食欲をそそる風味を出す重要なポイントとなります。

絶品!ホッケのお刺身

ホッケの刺身はとにかく鮮度が重要です。鮮度が落ちるのが早い魚ですが、マグロのトロに負けないほどの美味しさです。新鮮なホッケを手に入れたら、是非食べて下さい。

材料

  • 新鮮なホッケ 1匹    

作り方

  1. 新鮮なホッケの、ウロコや内臓を取るなどの下処理を行います。
  2. 下処理をしたホッケを3枚におろします。
  3. 腹骨をそぎ取ります
  4. 包丁の背を使い皮を引きます。
  5. なか骨を取ります。
  6. お好みの切り方で切れば完成です

ホッケなどのアイナメ類には、アニサキスがいる可能性が高いです。内臓を取り除き、家庭用の冷凍庫で48時間以上の冷凍をおすすめします。48時間以上凍らせる事で、アニサキスは死滅します。

まとめ

この記事では、食卓の定番「ホッケ」について紹介させて頂きました。ホッケの生態や特徴、生息地を知ることにより、効率良くホッケを釣ることができるようになります。時期や場所にあった釣り方をすることで、効果的に釣果を上げることができるでしょう。

また、ホッケは、さまざまな調理法で食べられている人気のある魚です。自分で釣ったホッケや、スーパーなどで購入したホッケを、この記事を参考に美味しく調理して楽しんでみて下さい。 

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この記事を書いた人

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