アイナメの釣り方を詳しく解説!アイナメの意外な生態や特徴も紹介します

アイナメという魚を聞いたことはありますか?スーパーや飲食店、食卓であまり見かけない魚なので「名前は聞いたことあるけど詳しくは知らない」という方が多いのではないでしょうか。

この記事ではアイナメの特徴や生態を紹介しています。棲息場所によって体色が異なったり、アイナメのオスは愛妻家であったりと、アイナメには意外な特徴や生態があるのです。

アイナメの仕掛けや釣り方も詳しく紹介しています。アイナメは「投げ込み釣り」で釣るのがおすすめです。投げ込み釣りは仕掛けや釣り方が簡単で、釣り初心者の方や初めてアイナメを狙う方に最適です。

この記事は、アイナメを釣りたい方に参考になる内容となっています。ぜひ、最後までお読みいただき参考にしてみてください!

目次

アイナメってどんな魚?生態や特徴

分類:カサゴ目アイナメ科

アイナメは漢字で「鮎並」「鮎魚女」と書きます。「鮎」という字を用いるのは鮎と同様にアイナメも縄張り意識をもつからです。アイナメには別名があり、北海道ではアブラコ、東北や関西ではアブラメと呼ばれています。

アイナメの大きさは30㎝〜40㎝が一般的です。1・2年で20cm〜30cm、3・4年で30cm〜40cm、5〜7年で50cm以上に成長します。

アイナメの背ビレは尾の付近まで繋がっていますが、カサゴのように鋭いヒレはありません。一見すると鱗はないように感じますが、小さな鱗があります。

アイナメは通年水揚げされています。旬は4月〜8月の春から夏です。旬の時期のアイナメは脂がのっていてとても美味しいです。

しかし、スーパーや食卓ではあまり見られることはありません。群れる魚ではないため漁獲量が少なく、水揚げされたアイナメの多くは料理店などに流通されるからです。

棲息場所によって体の色が変わる

アイナメの体の色が変わると知っていましたか?あまり知られていない事実ですが、アイナメの体の色は棲息場所や産卵時期などの要因によって変化します。アイナメの体の色は、一般的にベージュや茶色(明るめ〜暗め)です。

岩礁地帯や海藻の付近に棲息しているアイナメは、周囲の岩や海藻に似せた保護色(灰色や黒みを帯びた緑色)に変化します。アイナメが体色を変化させるのは外敵の視界から存在を消し身を守るためです。生き延びるための知恵です。

アイナメのオスは愛妻家で子想い!?

寒い地域は早めに産卵期が訪れます。アイナメの産卵期は一般に10〜1月です。オスは産卵期に入ると体の色が黄色に変化します。黄色と言っても金色に近い黄色で、婚姻色と呼ばれます。

産卵期に突入すると、オスが浅場の岩礁地帯に移動して産卵場所を確保します。オスがメスを呼び、誘い込む形で産卵が行われます。

卵が孵化するまで約1ヶ月間かかりますが、オスは卵が孵化するまでヒレで海水を送り続けながら外敵に食べられないように卵を見守るのです。産卵場所を確保し卵が孵化するまで面倒をみているオスは愛妻家で子ども想いと言えますよね。

アイナメの生息地は?日本では釣れる?

参照元:photo AC

アイナメは一部地域を除いて北海道から九州地方に至る日本各地に生息しています。日本だけではなく、朝鮮半島、黄海、浙江省、サハリン南部など海外でも生息確認があります。

アイナメは一部地域を除く日本各地で釣れます。アイナメを目当てに釣りをする方も多く、釣り人に人気のターゲットです。

アイナメ釣りに適している釣り場は、堤防や漁港、磯です。堤防や漁港、磯にはテトラポットや藻、岩礁地帯などの障害物が多くあるからです。

とくに堤防や港は、船が往来するので水深があったり海底に高低差があったりと、アイナメが身を隠しやすい場所が多くあります。テトラポットや藻、岩礁地帯などの障害物がある釣り場か確認してからアイナメ釣りに行きましょう!

アイナメ釣りの方法や仕掛け方法

アイナメは、穴釣りや投げ込み釣り、ルアー釣りなど、さまざまな釣り方で釣れます。今回は投げ込み釣りの仕掛けや釣り方を詳しく解説します。投げ込み釣りは仕掛けや釣り方が簡単なため、初心者の方におすすめの釣り方です。

下記は、投げ込み釣りに必要な道具になります。

  • 釣り竿
  • リール 
  • 釣り糸
  • 投げ釣り用の仕掛け

竿とリールはごだわらなくて大丈夫です。釣具屋に行き、ご自身の予算内で、投げ釣り用の竿とリールを購入してください。釣り糸はナイロン、PEライン、フロロカーボンの3種類あります。岩礁地帯に棲息するアイナメを狙うので、擦れに強いナイロンを使うと釣り糸が切れにくくなります。

ナイロンの太さは、太すぎると擦れには強いですがアイナメに見切られてしまう可能性があります。反対に、ナイロンの太さが細いと岩に擦れて切れてしまう可能性が高まるので、標準的な太さである4号を使用してみてください。

市販されている投げ込み用の仕掛けを使います。餌は青イソメ、岩イソメ、サバやサンマなどの切り身をつけましょう。投げ込み釣りの準備が整ったら、仕掛けを投げてアイナメが喰いつくのを待つだけです。

竿を置いてアタリを待つ場合、竿立てを用意しておくと竿の損傷が防げるのでおすすめです。また、竿の先端に鈴をつけておくとアタリを見逃さなくなります。

投げ込み釣りはアイナメ以外の魚も狙え、大物も喰いついてくる場合もあります。大物も狙えるロマンある釣り方なので、ぜひ、試してみてください!

アイナメの味や調理法

アイナメは脂がのっていてとても美味しい魚です。上品で淡白な白身魚でもあり、あっさりしつつ、しっかり旨みのある魚です。旬の4月〜8月の春から夏にかけては、とくに脂がのっていて美味しいです。

アイナメは高たんぱく、低脂肪、低カロリーで、体に優しい魚です。食感は弾力を少し感じられ、刺身や塩焼き、唐揚げ、煮つけ、バターソテーなどさまざまな調理方法で食べられています。今回はとくにおすすめのアイナメの調理法を3つ紹介します。

素材の旨みを引き出す!塩焼き

参照元:photo AC

アイナメの塩焼きは素材の味をより感じられるため、とても人気があります。アイナメの旨みや脂を感じることができる調理法です。作り方は簡単なので、ぜひ、試してみてください!

約2人前

  • アイナメ (1匹)
  • 塩 適量

作り方

  1. アイナメをよく洗い、鱗を取ります。
  2. アイナメの腹部に切れ目を入れ、内臓やはらわたなどを取り除いてください。
  3. 再度、よくアイナメを洗いキッチンペーパーなどで水気を拭き取ります。
  4. お好みの量の塩を全体的に振ります。
  5. フライパンにオリーブオイルをひき、アイナメの皮目を下にして皮目に焼き色がつくまで中火で4〜5分焼いてください。その後、裏返して弱火で4〜5分焼きます。
  6. アイナメの皮もカリカリに焼けて、中身にも十分火が通っていれば完成です。

カリッとサクサク食感!唐揚げ

参照元:photo AC

続いてご紹介するのはアイナメの唐揚げです。カリッとサクサクの衣の中に、ホクホクの白身がありとても美味しいです。酒のおつまみに最適なので、ぜひ、作ってみてください!

約2人前

  • アイナメ(1匹)
  • 片栗粉 適量
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

作り方

  1. アイナメをよく洗い、鱗を取ります。
  2. アイナメの腹部に切れ目を入れて、内臓やはらわたなどを取り除いてください。
  3. アイナメを3枚におろし、小骨を取り除きます。
  4. 3枚におろし終わったら、アイナメをよく洗い、水気を拭き取ります。
  5. 1口サイズの食べやすい大きさにアイナメを切り分けてください。
  6. お好みの量の塩とコショウを振り、全体的に片栗粉をまぶします。
  7. 180℃程度の油で揚げて油を切り、お皿に盛り付けたら完成です。

バターの風味が香るソテー

最後にご紹介するのはアイナメのバターソテーです。バターの風味が香り、とても美味しいです。ご飯のおかずにピッタリの1品です。カレー粉をまぶしてカレー風味にしたり、レモンをかけてさっぱりとした味わいにしたりと、アレンジできます。

約2人前

  • アイナメ(1匹)
  • 小麦粉 適量
  • バター 5g
  • 塩 適量
  • こしょう 適量

作り方

  1. アイナメをよく洗い、鱗を取ります。
  2. アイナメの腹部に切れ目を入れて、内臓やはらわたなどを取り除いてください。
  3. アイナメを3枚におろし、小骨を取り除きます。
  4. 3枚におろし終わったら、アイナメをよく洗い水気を拭き取ります。
  5. 3枚におろした身をさらに半分に切り分けてください。
  6. お好みの量の塩とコショウを振り、全体的に小麦粉をまぶします。
  7. フライパンにサラダ油を入れて熱します。
  8. アイナメに火が通りきつね色になったら、風味を付けるためにバターを加えて完成です。

まとめ

参照元:photo AC

アイナメの仕掛けや釣り方を紹介してきました。アイナメを狙う場合は投げ込み釣りがおすすめです。

投げ込み釣りとは、餌をつけた仕掛けを海に投げて、魚が掛かるのをひたすら待つ釣り方です。釣り初心者の方や初めてアイナメを狙う方でも、簡単な釣り方なので、ぜひ、試してみてください。

アイナメの特徴や生態、調理法についても紹介してきました。4月〜8月の春から夏にかけては旬なので、より脂がのっていて美味しいです。この記事を参考にして、アイナメの魅力を知っていただき、アイナメ釣りを楽しんでみてください!

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